これをまさに体現したザ・フラテリス。
iPodのCM曲として、世界的に使われた
「Flathead(気取りやフラッツ)」で初めて知ったんだけど、この1st聴いた時は本当にロックって最高だと思った。
スコットランド/グラスゴー出身の3ピース
バンドで、2005年に結成。
このバンドの良い所は「古めかしさ」と
「新しさ」が共存しているという所だ。
そして、ボーカルJon Fratelliのしゃがれ声だ。
この声に魅了させてしまう。
今回紹介する曲はアルバム内で8曲目なんだけど、この変則的なドラムから入るイントロに耳が止まった。
そこからのギターリフが本当にカッコよくて、これは凄い曲だと思った矢先、そのギターリフから、もう一段階今度はクリーンなギターを入れてくる。
ギターだけでこの展開⁈
歌い出しまでで、もう満腹感あった。
そして間奏から一転して歌い方も変えて、演奏もよりパンキッシュになっていく。
このアレンジセンスは本物だ!!
このデビューCDが全英チャートを賑わしたのも納得できる。
当時我慢出来ず初来日ライブに行ったけど、
全身使って叩くMince Fratelliのドラミングが、衝撃だった。
もしこのCD買うなら絶対国内盤がオススメ。
ボーナストラック「Dirty Barry Stole The Bluebird」はパンクキッズ感涙モンだから。
[AL/Costello Music 収録]