倖田來未が「エロカッコイイ」という新たな
スタンスで、広く支持されていた2006年に、
12週連続シングルCDリリースするという企画があった。
「結局その後に、それらを網羅したアルバム出すんだろ〜」って思ってたら、案の定アルバムがリリースされたのを覚えている。
その第9弾がこの曲で、タイトル見た時に
マジか⁉︎と思った。
1997年にR&BシンガーSugar Soulが出した曲で、MCとしてラッパーのZeebraが参加している。
歌詞がまず、かなりエロい。
エロい歌詞なんてそんな珍しくはないと思うけど、女性側がストレートに愛欲を求める歌詞には当時ショックを受けた。
そして、このレビューをするにあたり、もう一度CDのクレジットを見てみると、この曲に限ってはSugar Soul自身が作詞に関わっていないことがわかった。
なんか安心してしまった自分。
曲自体はベースラインをループさせた、
ミディアムテンポで、どこか女性の気持ちを男に語りかけるような歌い方が特徴的なんだな。
そんな好きな曲を、倖田來未が雑にしてしまうのかと思いつつ聴いたら、良いカバーだった。
トラックもベースラインは踏襲しつつ、
ドラムのステア音などは原曲より高くなっている。BPMも少し高めかな。
それにより、幾分明るい印象。
思ったよりも、良いカバーじゃん!!
クレジット見てみたら、それもそのハズ。
元Sugar SoulのDJ HASEBEプロデュースじゃないか。
それなら変な風になるわけない。
原曲への愛はしっかり感じたよ。
(ただ、最近の小沢健二"ラブリー"のカバーは、マジで酷かった)
[Sg/今すぐ欲しい 収録]
原曲- Sugar Soul-
倖田來未 ver.