世界に誇れる稀代のトラックメイカーNujabesが、生前口癖のように言ってた言葉。
「音楽は生まれるものではなく、生み出すものである」
それは湧いて出てくるものではなく、人が作り出して世に出る。
話題にならないカップリング曲、アルバムの捨て曲、掃いて捨てられるJ-POP…
自分が耳にできる全て、誰かが懸命に作った音楽なのだと悟った。
この言葉から、自分自身音楽に対する偏見は無くなった。
そんな前置きを踏まえ、今日はアニメソング。
テレビ東京で放送している、アイドルアニメの二大巨頭といえば『アイカツ』『プリパラ』だろう。
アイカツは大衆向けな感じに受け、プリパラは楽曲がしっかりしてる印象。
そんな訳で、自分はプリパラ派！
その作中に出てくる二人組アイドルユニット
"アロマゲドン"の曲が好きなんだな。
天使と悪魔という相対するイメージのアイドルで結成されたユニット。
・白玉みかん(赤髪)→天使
・黒須アロマ(黒髪)→悪魔
この二人には、はっきりした役回りがある。
特にアロマは、本気で自分は悪魔の生まれ変わりだと思ってアイドル活動している。
曲の話に戻ると、同じAメロで、みかんとアロマのパートで転調しているのがわかる。
みかんは明るいメジャーコード。
アロマはダークなマイナー調。
サビもどこか日本の歌謡曲っぽいメロディ。
アニメソングだと思ってバカにできない仕上がりになっている。
この二人にガルルというキャラが入ると、ガァルマゲドンというグループになる。
他にもたくさんプリパラには良い曲があるね。
でも自分自身、冒頭でNujabesの引用を出して何かを防衛してるあたりで、少しはアニメソングに偏見あるのかなぁ。
[AL/プリパラ アイドルソング・コレクション 収録]
