本当に偶然だった。
後輩の車で流れてて、CD-Rだったんだけど速攻借りて、それをさらに自分のCD-Rにダビングしたなぁ。
確かそれは2nd ALだった。
姫路で結成されたガールズガレージバンド。
とにかく『ユルくてカッコいい』
その独特なユルさの虜になってしまった。
一番の特徴は、ドラム・ギター・ベース・オルガンの各メンバーが、それぞれ曲によってボーカルを取るという点。
そしてメインボーカルを取らない3人は、しっかりコーラスに入る。
全員ボーカリストであり、全員コーラス担当なのだ。
なかなか稀有な形態だと思う。
その形式はメンバーチェンジをしても、しっかり踏襲されている。
そのバニーズの1st ALからの一曲。
60's好きなオールディーズファンなら、思わずニヤリとしてしまうThe Sherrys唯一のヒット曲のカバーだ。
最初はカバーだとはわからなくて、アルバム内で一番バニーズっぽいユルさがあるなと思った曲。
舌ったらずで下手な英語もたまらなく好き。
♪ポッポッポパーイという歌のフレーズが頭から離れなくなるね。
それと、やはりDoo-Wop的なコーラスがバニーズの真骨頂だろな。
それらを堪能するのにピッタリな一曲。
関西を中心に不定期で活動しているため、一度も生バニーズ見れてない。
20年近く、片想いしてるのに…
現在ではこの1st ALは廃盤になっていて、手に入れにくいシロモノになっている。
[AL/The BUNNiES 収録]