素敵な音楽が好きだけど、それと同じくらいにグチャグチャした音楽が好きなわけで……
今年出会って、結構衝撃的だったこのバンド。
ラスカーヤという6人編成で、オーストラリアのウィーンで結成されたバンド。
『ロシアン・ターボ・ポルカバンド』と自ら表現しており、メタル・スカ・ポルカなど多岐にわたるエッセンスを曲に凝縮させ爆発させている。
全面にコサックダンスしてるMVあったり。
メンバーにはウィーンの他に、ウクライナやロシア人もいて、それだけでもう多国籍感ある。
その人達が鳴らす音楽だもん、普通にやってもゴッタ煮になるわな。
その中には紅一点で女性バイオリニストや、管楽器メンバーもいて、メタルというより、ラスティックやスカパンクを軸にしている。
あとドラムが上手い。
きっとパンク畑だけ通った人のドラミングではない。
この人が、このバンドの屋台骨を支えている。
あとやはり印象的なのは、ダミ声よろしくな
ボーカルだ。
独特な巻き舌が病みつきになるね。
マイナー調のロシア民謡を、ここまで派手に鳴らすんだから新しいよ。
この曲で一番好きなシーンは、間奏から急にフラメンコの様相に変わるところ。
演奏しててココ楽しいだろな♪
これ絶対フロア向きだわ。
ロック系DJかけたら絶対盛り上がる一曲。
個人的に、期待通りにボーカルが太っていて良かった。
一人より大人数で聴きたいバンドだ。
[AL/Kosmopoliturbo 収録]