昔からのSAKEROCKファンには、共通する所があると思う。それは、
”バンマス星野源の類い稀なる才能を、全く疑っていなかった”
って事だろう。
そして、もう一つだけある。
”まさか星野源がここまで大きくなるとは‼︎”
自分もその一人である。
正直言うと、SAKEROCK特有のユルさが大好きだった。
だからこそ、後期のSAKEROCKは星野源のギターが歪みだしたあたりから、あまり聴かなくなっていった。
そして解散が発表され、最期にリリースされたこのアルバム。
すぐに買わず、とりあえず試聴してみた。
そこには好きだったSAKEROCKがいた。
この時だけに、初期メンバーの野村卓史(key)と、田中馨(bass)が再加入したのが影響してるのかな。
しっかりしたユルさと、演奏を芯から楽しんでるのが伝わってきた。
そのCDの最後を飾るこの曲。
SAKEROCKなりの”サヨナラ”だ。
しんみりしたピアノから始まるんだけど、そこからトロンボーンが歌い始める。
楽器が歌うのはSAKEROCKの真骨頂だ!
星野源の♪ラララ〜〜も気持ちこもってる。
寂しい別れじゃなく、楽しくバイバイしよ〜〜って感じがSAKEROCKっぽかった。
余談だけど、試聴してすぐCD買った日が、ラストライブの抽選最終日で、何か縁を感じて応募したら、まさかの当選。
プレミアムな国技館ライブを堪能できた。
サヨナラ、サケロック!!!
[AL/SAYONARA 収録]