古き良き60'sのオールディーズの楽曲を現代風にリバイバルさせ、いろんな音楽を提供してくれるラーナーズ。
正直ラーナーズがカバーしてくれる曲は、ほとんど知らない。
だからこそ勉強になるんだな。
バンマスのCHABEサンの懐の広さが窺える。
ゴキゲンなロカビリーテイストが定番なラーナーズだけど、今回の曲ではバンド初のカントリー調な仕上がり。
The Sensationsという、正に上記の通りに1960年代に活動していたアーティストのカバー曲である。
超絶グレッチ使いの女性ギタリストCHIEサンも、なかなか苦労したらしい一曲。
ボーカル紗羅マリーの呟きから、急にグッとエンジンがかかる。
そこで全て持ってっちゃうね!!
やはり、カントリー調だけあってベースが常に全体を引っ張っている。
とにかく演奏が全て楽しそうなんだな。
ぐちゃぐちゃしてる中でも、卓越したスキルがしっかり垣間見えるバンドだから、聴いてるこっちもニヤけてしまう。
原曲は尊重しつつも、良い意味でブッ壊して自分のテイストにしてしまう。
それも全て、愛があるからだね。
原曲よりも、ラーナーズのCDの方がテンポが速い。
それ以上にライブだとテンポが速い!
そこはドラムのさじ加減なんだろな。
どんなテンポでも対応できるラーナーズは素敵だ。
つか、ラーナーズでの紗羅マリーは本当にカッコイイ!!
生粋のフロントウーマンだ!
[AL/MORE LEARNERS 収録]
原曲-The Sensations-
LEARNERS ver.