1996年岩井俊二監督の映画「スワロウテイル」の主題歌。
どこかで一度は聴いた事あるであろう名曲。
小林武史プロデュースで、映画内でも登場するYEN TOWN BANDのボーカルはCharaが担当している。
リリースされた90年代から現在まで全く古さを感じず、色褪せない雰囲気を持っている。
今になって知ったのだが、この曲のオーケストラのパートはThe Beatlesで世界一有名になったといえるイギリスのアビーロードスタジオでレコーディングされたみたい。
確かにストリングスはこの曲ですごく重要なパートを担ってはいると思う。
けど素人耳では、正直音の違いはワカラン…
キャッチーさの中にも寂しさを感じるメロディーは、小林武史ならではと言える。
歌詞は岩井俊二・小林武史・Charaの共作で、当初サビの「♪私は〜」の部分は「僕は〜」だったみたいだけど、映画の主人公でChara本人が演じる”グリコ”は娼婦という設定だったため、僕というフレーズに違和感を感じてCharaが現在の「私は〜」に変えてもらったらしい。
結果、曲の本質に合っていると思う。
自分が特にこの曲の好きな部分は、サビ直前の「♪蜃気楼〜」の所でのCharaの歌い方。
この部分から、曲の雰囲気がグッと変容していくキーになっている。
先週、石巻Reborn-Art Festivalにてライブを観てきたけど、そこに立つのは映画から飛び出してきたような”グリコ”だった。
収録されているアルバムはアナログレコーディングみたいだから、CDで聴くよりレコードの方が本来の音で聴けると思う。がっ‼︎高騰しまくっていて、とても買える金額ではない。
けど、この曲が今年の11月に7inchレコードにてシングルカットされリリースされる。
B面はフランク・シナトラの名曲My Wayカバー、アルバムでも最後を飾る曲。
迷わずAmazonポチったね。
[AL/MONTAGE 収録]