自己満的音楽生活ノススメ

「今日の一曲」と題しまして、自分の好きな曲を勝手にレビューします。あまり批評はせず、好きなトコだけ語ります。

Nakanaka/Meiso


当時、フリースタイルラップ日本一を決める大会「B-BOY PARK 2003」にて飛び入り参加で優勝した、MC外人21瞑想。
そこから、名前をMeisoに変えて、ハワイ/ホノルルと東京を拠点に活動してる、日米ハーフのラッパー。
バイリンガルらしく、英語でまずリリックを作り、日本語でラップしている。

自分が知ったのはB-BOY PARKの先で、北海道在住のトラックメイカーMichitaとの「ソラニシラレヌ」(マジ名曲‼︎)を聴いてからハマった。
それが収録されているのは1stALで、今回紹介するのは2ndALからの一曲。

このブログをやって思うのは、自分は”声”に重きを置いてるんだということ。
Meisoも少し低めな声に惹かれた。
同時にこの人が作るリリックにも魅了された。

特にこの曲の語りかけるようなフロウは、耳にすっと浸透していく感じ。
ガチャガチャしてない分、Meisoのラップスキルがよく際立つね。
EVISBEATSが担当するトラックもビート軽めで、夏の夕方を彷彿とさせる仕上がり。
何より好きな所は、やっぱリリックだ。
素人目線で、物事や人生を悲観的に捉えたような感じのリリックの方が、なんとなく作りやすいだろうし、ラップにハマりやすいと思う。
けどこの曲でMeisoは、小さな喜びや幸せで構成された人生を「中々いいもんだ」と肯定し続ける。その感性が好きだ。

YouTubeの動画説明みたいなトコを押すとリリック見れるから是非。
トイレに飾るなら、相田みつをの詩よりも、この曲のリリック書き出して貼るね。
[AL/イテツクアカツキ 収録]