自己満的音楽生活ノススメ

「今日の一曲」と題しまして、自分の好きな曲を勝手にレビューします。あまり批評はせず、好きなトコだけ語ります。

ⒹLove Somebody(Jesus ver.)


【愛すべきドラマテーマ曲WEEK】
第4弾にして"テーマ曲"から外れるレビューw
まぁオープニングだけがテーマ曲じゃないよ。

ドラマも映画もヒットした『踊る大捜査線

やっぱドラマ・映画の双方でエンディング
として使われた、織田裕二の代名詞的一曲。

Love Somebody

Love Somebody

これが一番印象に残る曲かな。

けど自分が一番好きな曲は劇中曲にある。
今回それをレビューしたいんだ。

まず幻想的なアプローチを見せる。
「これからシリアスな展開になるよ」
って、音楽でドラマの内容をリードする。
基本Love Somebodyを、しんみりさせた
インスト曲なんだけど、それだけじゃない。

基本、原曲に沿って流れていくんだけど、
途中から急にオリジナルなメロをブッこんで
来るんだ‼︎(下記リンク2:12〜)

そこで鳥肌が立つ。と同時にドラマの名シーン
が走馬灯のように浮かんでくる。

自分はやっぱ、雨の中の検問シーンだな。
あと管理官にたてついた後の、和久サンの
後ろ姿とか。名シーンにこの曲アリ!!

この曲が、踊る大捜査線をもっと好きに
させてくれた間違いない一曲。

Ⓓ総理と呼ばないで テーマ曲


【愛すべきドラマテーマ曲WEEK】第三弾。
先日に引き続き、三谷幸喜の脚本ドラマ
&服部隆之のテーマ曲コンビ作。

笑ったし、感動したし、身震いしたし、な
ドラマ『総理と呼ばないで

内閣支持率5%で、政治家としても人間と
してもダメダメな総理大臣(田村正和)と、
それをサポートする面々の話。

ただダメ総理なのは自覚してるし、汚職など
絶対にしないのがポリシーだった。
(そもそも企業側から相手にされてない)

敗戦決定の次期選挙までの場つなぎ総理と
自負してるから、投げやりなんだなw

面白いのは、そんな田村正和をサポートする
キレ物の首席秘書官に西村雅彦がいること。

そう!『古畑任三郎』のキャラ設定と真逆の
シチュエーションなんだ。

三谷幸喜が「民自党」とかドラマで出ると
冷めるって事から、固有名詞が一切出ない。
それでも十分に成り立ってた。

支持率最低でもダメ人間でも、一国の総理だ。

作中はおふざけ中心だけど、テーマ曲だけは
すごく厳かで、気品溢れる官邸を表現してる。

最初は静かに始まって、徐々に厚みを増す
手法は『王様のレストラン』テーマと似てる
けど、こっちはより洗練されている。

やっぱ男声讃美歌のようなコーラスが
入ってるからかな。
これこそが、厳かな雰囲気を形成してる。

やっぱ服部隆之のテーマ曲は改めて凄い。

Ⓓ王様のレストラン テーマ曲


【愛すべきドラマテーマ曲WEEK】第二弾。
曲名は『Bon Courage!!』
フランス語で"勇気"や"頑張れ"って意味。

自分が当時中学生ながら、夢中になって
観た三谷幸喜ドラマ『王様のレストラン
修学旅行でフジテレビ行った時に、劇中で
使用された衣装が展示してあって、食い入る
ように見てた記憶あるな〜〜

一流を気取った三流フレンチレストランの話。

もうね、本当にこのレストランに就職
したかった。
自分も一員になりたかった…
そのくらい大好きなドラマなんだな。

今回紹介するオープニング曲よりも、
劇中曲のコレ↓↓が一番有名かも。

王様のレストランTheme de Restaurant de Roi

王様のレストランTheme de Restaurant de Roi

  • シエナ・ウインド・オーケストラ
  • クラシック
  • ¥255
美味しそうな料理には、この曲が合うもんね。

オープニングは、しっかり一流感を出してる。
これぞ服部隆之‼︎って曲だ。

金管楽器が主旋律を引っ張っていって、
そこからメインをストリングスにタッチする。

そしてサビ的に金管楽器とストリングスが
合わさって、突き抜けたような爽快感を
生み出してくれる。

このドラマのテーマとも言える劇中の格言
人生で起こることは、全て皿の上でも起こる
それを音楽でも表現しているね。

ちなみにエンディングは平井堅のデビュー曲で
今とはテイスト違って、明るい曲w

まぁ、それはまた別の話。

Ⓓ渡る世間は鬼ばかり テーマ曲


一度やってみたかった新企画。
【愛すべきドラマテーマ曲特集WEEK】
歌のある主題歌ではなく、インストでの
テーマ曲に絞って5選してみたい。
その音楽だけでなく、ドラマの内容も好きな
作品だから、そっちも紹介しながらで。

実は自分には、叶いそうにない夢がある。
橋田寿賀子ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』の
話題だけで、居酒屋で2時間飲み語ること。
(周りに、渡鬼好きいない…)

何を隠そう、自分は渡鬼フリークなのさ。

まぁ大半の興味ない勢でも、一度は嫌でも
耳にしたことがあると思うオープニング曲。

最初のドコドコしたドラムで風雲急を告げて、
人生の浮き沈みを表現している(かな?)

そこからの最初のフレーズが一番印象的だし、
逆にそこしか耳覚えがないって人も沢山
いると思う。

けど、そこからトランペットが全面に来て
マーチっぽいテイストになるんだな。
そこで人生の喜びを表してる(かな?)
作曲者の羽田健太郎に訊いてみたいね。

とにかく秋頃に年一回やる3時間スペシャルが
今から楽しみで仕方ないんだ。

橋田寿賀子もっと長生きしてね〜〜

Stand by You/Hawaiian6


ライブが制限され、今の音楽業界には暗い
話題しかないけど、オレにとってこの
Hawaiian6の新曲は、今年No.1ソングだ。

新たなアンセムになりえる名曲。

正直、ベースTORU脱退あたりから
Hawaiian6あまり聴いてこなかった自分。
だから新譜とかも、あんま追ってなかった。

しかし、ふとYouTubeで今回の新曲を知り、
再生したら鳥肌が立った。
自分にとって、この鳥肌がバロメーターだ。

とにかく、この曲から感じるのは『救い』

ポジティブな明るい曲‼︎って感じじゃないから
余計に『救い』を感じる。

そして詳しい音階はわからないけど、
時折グッとくるコードがある。

少し流れに逆らうような音階とでも言おうか。
説明できないけど、曲を聴けばきっと
わかってもらえるんじゃないかな。

加入したベースGUREのコーラスも良い‼︎

そして、後半に赤ちゃんを登場させるMVね。
これは良い意味でズルい。
より鳥肌を増幅させる演出なんだ。

それと、オフィシャルで日本語訳のみの
MVもある。

その歌詞を見ると、コロナショックの現状に
希望を見出せるような内容になっている。

やっぱ、この曲は『救い』なんだな。

[mini AL/The Brightness In Rebirth 収録]

日本語訳 ver.

アコースティックス/蓮沼執太


春といえば、新入学や新社会人そして新生活
ウキウキしてくる季節。

…そんな事はコロナウイルス蔓延で、全く
思えない2020年春先の実情。

まぁ、人間の疫学なめんなよ!って
コロナウイルスに言いたいね。

せめて音楽だけはウキウキしたやつを。
そう思ったら蓮沼執太の歌声が降りてきた。

名盤『メロディーズ』一曲目の歌。
この歌聴いた時に、このCD当たりだなと
確信できたな。

別に春を歌った曲ではないんだけど、曲調が
ウキウキさせてくれるんだ。

それはやっぱ"口笛"の存在だろう。
この音が、肝になっているのは間違いなく、
最初から口笛ありきで曲が作られたんじゃ
ないかとさえ思わせる。

爽やかな蓮沼執太の歌声に添えられたのは
トロンボーンで、それがコーラスみたいな
役割も果たしてるから面白い。

トロンボーンって人間の歌声に近い楽器
って感じするから、合うんだろな。

ライブver.では高野寛を迎えて、コーラスも
何人も加えた音が多い豪華なアレンジだ。

CD音源も、ライブアレンジどっちも良く
思えるのは、やっぱ楽曲が素晴らしいからか。

[AL/メロディーズ 収録]

アコースティックス

アコースティックス

  • 蓮沼執太
  • J-Pop
  • ¥255
ライブver.

CHERRY BLOSSOM/10-FEET


なんか昨日からの流れで、なんか"桜"に
まつわる歌がいいなぁ、なんて思ってたら
一番に連想した一曲。

そう、ものすごくファンに支持されてるなって
思う10-FEETから、春の歌を。

このCD買ってから、もう20年近く経つのか。

1st アルバムで、荒削りな感じは若干受ける
けど、改めて聴くと『10-FEET像』みたい
なのが、もう十分に確立されている。

やっぱ時代的に英語詞の曲が多いけど、
今回紹介する歌は日本語詞で、より
わかりやすく表現されている。

"さくら"という名詞を介在し、過去と現在を
上手く言い表している歌詞。

全体通して、春を舞台にした応援歌だ。

サビはわかりやすいキャッチーなメロディ
ながら、その前のBメロではすごく
メッセージ性を感じるアレンジにしてる。

そこが一番好きな部分かもね。

このアルバムリリース当時は、おちゃらけ
100%って感じだったけど、ベテランの域に
なった現在、風格が出てきたバンドだ。

やっぱ自主企画で『京都大作戦』って
フェス開催してるのが影響してるだろな。

とにかくバンド仲間から好かれてるなって
本気で思える10-FEETだ。

[AL/springman 収録]