自己満的音楽生活ノススメ

「今日の一曲」と題しまして、自分の好きな曲を勝手にレビューします。あまり批評はせず、好きなトコだけ語ります。

Get Free/Art of Fresh


昨日レビューしたThe Slakadeliqsからの
流れから知った『Art of Fresh』という
ヒップホップユニットの一曲。

そのThe SlakadeliqsのByram Josephが、
同郷(カナダ)のD.Oというラッパーと
一緒にやっていたユニットなんだな。
そのアルバムから紹介したい。

ちなみに、このD.OってMCは、即興ラップの
フリースタイルで8時間45分披露したという
ギネス記録保持者らしい。
長さに重きを置くジャンルじゃないけど、
それは凄い記録だわ。

個人的な見解だと、今回の曲は往年の
ヒップホップフリークの人達からしたら
亜流なのかもしれない。

ビートが終始途切れず、HOUSE寄りなんだ。

オレはこの手法は素直にカッコいいと思ったし
ダンスミュージックに通ずるなぁと感心もした。

好き嫌いはあるかもしれないが、流してて
カッコいい曲だな〜〜
低音より高音に重きを置いたトラックだ。
一人で聴くよりも、よりフロア向きな
ヒップホップとも言える。

男性MC2人の掛け合いも良くて、互いの
リズムを邪魔しない感じが良い。

昨日のオーガニックさと、今回のフロア感。
両面楽しんでほしい。

[AL/Back to the Earth 収録]

Dear Lucy/The Slakadeliqs


このレビューサイトやってて、たまに
「あれ⁈この曲まだレビューしてなかった」
って思う時がある。大好きな曲なのに。

今回紹介する一曲も、まさにソレなんだ。

確か2013年くらいのリリースで、どういう
経緯で知ったアーティストか完全に忘れた
けど、その年で一番に挙げられるALだった。

元々はカナダのトロントを中心に活動してた
The Slakah The Beatchildという
ユニットを改め、スラッカデリクスを結成
したみたいなんだ。

とにかくブルージーな感じ、オーガニックな
雰囲気、そこにソウルやソフトロック、
介在するエモ感。

そして当人のルーツミュージックっぽい
Hip Hopな要素を盛り込んだ楽曲。

それを一曲中で堪能できるのが今回の曲。

フルートっぽい音から、牧歌的な感じかと
思わせてから登場するベースが、とにかく
無機質にゴリゴリしてくる。

ハミング中心のボーカルで、あくまで
アルバムの幕開けに特化したような内容。

もちろん飽きさせないように楽器群と
メロディーが溢れ出てくる。

すごくセンスを感じた一曲だ。

[AL/THE OTHER SIDE TOMORROW 収録]

(再)LOVE/John Lennon


一度レビューした曲を、もう一回登場させる
【再レビュー企画】発動!!(一回だけ)
カッコよく言うと、リバイバルね。

とにかく人生において大事な一曲だから、
自分には気軽に聴ける歌ではない。

それはジョン・レノンの『愛』なんだ。
愛を唄う、彼の遺した『愛』なんだ。

没後も、オノ・ヨーコはこの曲をよく歌う。

そんな講釈よりも、自分にとってこれは
最高の失恋ソングなんだ。

イントロのピアノのフレーズだけで、多感な
学生時代にトリップできる。
人によって、そういう楽曲はあるのかな⁇
そんなテーマで居酒屋行ったら楽しいだろな〜

一番幻想的だと思えるピアノのフレーズは
奏者のフィル・スペクターが考案したのか?
それともジョン・レノンなのか知りたい。
正直このピアノの旋律だけでグッと来る。

前にレビューした時に歌詞にも触れたが、
それは割愛して自分が受けた感情を記したかった。
ビートルズの楽曲ってスローなバラードは
ポールで、ジョンはロック担当って感じ
してたけど、この曲でそれを改めた次第で。

きっと一生気軽に聴けない一曲だと思う。

[AL/LENNON LEGEND 収録]

フレア/Superfly


一度は生歌聴いてみたいアーティストの
一人がSuperfly越智志帆だ。

今現在やっている『連続テレビ小説』の
主題歌が素晴らしい。
(ドラマ自体は見てないんだけど)

越智志帆と言えば、やっぱ力強い歌い方
ってイメージが自分の中で勝手に定着して
たけど、この人の魅力は歌の強弱の使い分け
じゃないかなって思えた一曲。
しかも、当人が作詞/作曲なんて。
ミュージシャンになるべく生まれてきた
ような才能だ。

この曲の一番好きな部分はやっぱサビの
入り方だ。

一般的な手法としてのサビの位置づけって
一番盛り上がりを見せる部分ってイメージ
だけど、この歌はとにかくそのサビへの
入り方が優しい。

歌詞で言うところの「♪日々〜」ってトコ
なんだけど、この2文字から垣間見える
繊細さが、もう鳥肌モンだったんだ。

そこからは、しっかりと伸びやかな高音を
披露してるけど、やっぱ「日々」の余韻が
あってしまうんだ。

勝手に越智志帆って、イイ人なんだろな〜
って思ってしまう。

じゃなきゃ、こんな曲作って歌えないよ。

[配信限定/フレア 収録]

BREEZINESS/Riddim Saunter


特に深い意味はないけど、今年一番最初に
通して聴いたアルバムがRiddim Saunter
1stだった。

だから、その中で好きな一曲を。

解散しちゃったバンドだけど、この1stだけ
趣向が後発のアルバムと違う。

やっぱ女性メンバーいたのと、ベーシストの
違いだろう。

女性コーラスがいることで、男性ボーカル
KCの歌に、もう一つの彩りを加えられる。

それと、めっちゃ上手いベースね。
ファンク寄りな弾き方で、すごく耳残りする。
このアルバムを期に2人同時に辞めたけど。

そして、今回紹介する曲に至っては、他の曲は
作詞/KC、作曲/Taichi Furukawa(ドラム)
なんだけど、この曲はギターのSato Hiroshiが作詞作曲している。

とにかく爽やかなナンバーだ。

トランペットとバイオリンが全体を引っ張り
男女ボーカルの掛け合いも楽しめる。

そして一番好きな部分はやっぱサビだな。

♪He's running〜〜と伸びやかに歌う
KCから、本当に走る男の子が連想できる。
そして、流れのままサビに入ったドラムと
ベースがサビ途中で急にグルーヴ感出した
一面を見せる。そのアレンジが大好きだ。

なんか年明けにピッタリな一曲かな。

[AL/CURRENT 収録]

BREEZINESS

BREEZINESS

アコースティック ver.
BREEZINESS

BREEZINESS

浅草キッド/ビートたけし


何回か言ってるが、大晦日のテレビは
バラエティよりも、俄然紅白派な自分。

2019年は星野源の『Same Thing』に、
Superorganism出るのか期待してたけど、
Oronoの歌声とクレジットのみで残念だった。

しかし、期待していなかったビートたけし
歌が年末に突き刺さった。

もちろん歌手を生業にしてる人じゃない。
周りの出演者から比べたら下手なんだろう。

けど、魂で歌ってる気がして届いてきた。
そこに技術なんて必要ないんだ。
すごく気持ちがこもっていた。

芸能界で突き抜けて売れているビートたけし

だからこそ、下積み時代を素直に歌った
姿がすごく重く説得力があったんだ。

同じ背広を 初めて買って
同じ形の ちょうたい作り
同じ靴まで 買う金は無く
いつも 笑いのネタにした
いつかうれると 信じてた

同じ靴は買えなかったオチを付けるあたり、
やっぱビートたけしだなw

福山雅治から菅田将暉まで幅広くカバー
されてるのも納得だな。
楽してテレビ出てる人なんて、殆どいない
だろし、表現者ってのは必ずどこかで努力
してると思うから。

[AL/浅草キッド 収録]

粛々と、新年のご挨拶


新年明けまして、おめでとうございます。
今年も宜しくお願いいたします。

どんな音楽聴ける一年になるのか、
楽しみですね。
音楽は『広く・浅く』がモットーです。
そして好きな音楽を発掘できた時の高揚感は
一番の音楽好きの醍醐味かと。

簡単ではありますが、当ブログは好きな
音楽を一日一曲(土日除く)勝手にレビュー
しております。
基本、批判はしません。
肯定的に好きな音楽を語りたい。
それだけです。

今年もいろんなテーマからの企画もやって
いこうかと思うので宜しくお願いします。

2019年ベストアルバムに挙げさせてもらった
iriの『Shade』スマホダウンロードコード
下記に載せます。
アクセスしていただいてる方へ自分から
プレゼントします。(先着1名)

皆様にとって、最高な一年になりますよう。


※プレイパスコード:8xezc2vutfhx