自己満的音楽生活ノススメ

「今日の一曲」と題しまして、自分の好きな曲を勝手にレビューします。あまり批評はせず、好きなトコだけ語ります。

未来のミュージアム/Perfume


Perfumeの楽曲で一番好きだったのは、
ド定番『チョコレート・ディスコ』だった。
この牙城は崩せないと自分では思ってたが、
それを軽く凌駕するシングル曲があった。

今回レビューする一曲である。

ドラえもん のび太のひみつ道具博物館
って映画の主題歌で、そのCMで初めて聴いた。

この曲にはPerfumeの可愛さと、プロデューサー中田ヤスタカのカッコよさが良い感じに介在してると思う。

まず、Perfumeの可愛さ。
なんかすごく優しい雰囲気で歌ってる。
ドラえもんのテーマだからか、聴き手の
子供達を念頭においてるのかな?

サビで"ミュージアム"と"ファンタジー"を
音程同じく2回繰り返すトコが特に優しい。
Aメロ終わりで少し掛け合いになるトコも
なんか優しい。

そして、中田ヤスタカのカッコよさ。
終始丁寧で優しい感じのメロディーだけど、
実は低音部分かなりバキバキしてる。
イヤホンで聴くと、より顕著にわかる。

アンバランスになりそうなくらいに攻め立て
ながらも、しっかりバランス取れてる塩梅が
きっと名プロデューサーの手腕なんだろう。
大人でも飽きさせない演出がある。

やっぱオレのPerfumeでNo.1曲だな!!

[Sg/未来のミュージアム 収録]

Muscle Memory/Dananananaykroyd


スコットランドグラスゴー出身の6人組
ダナナナネイクロイドというバンド。
このレビューサイトでは2回目の登場。

特に洋楽・邦楽とか気しないで音楽聴いてる
つもりな自分だけど、特に海外のバンドは
1st AL良くても、次の2ndでガクっと出来が
落ちるってパターンが如実に多い気がする。

実はDananananaykroydも、その典型かな。
1st良すぎた分、拍子抜けした2ndってのが
正直な意見かな。

けど、このリード今日は好きだった。

まず1stから女性ベーシストが変わった。
けど、このバンドはギターの巧さがウリ
だと思ってるから全然OK〜〜

まずMuscle Memoryって意味ワカランww
でも、そんなノリなのは承知した。

まず6人って割と大所帯なバンドで、
パンクを表現しようする様が素敵じゃん。

ツインボーカルの2人も、掛け合い重視
ってわけではなくて、ただ個々に表現しようってトコも良い。

そしてやっぱギターの存在ね。

常に展開をリードしてて、テクニックとか
ではないセンスがあると思う人。

自分の知る限り、2nd AL以降リリースが
無いのが気になるバンドだ。

[AL/THERE IS A WAY 収録]

©️カナリア鳴く空/BiSH


【愛すべきカバー曲Week】第5弾‼︎‼︎!
今回のトリはこれって決めてた一曲。

素直に、これはスゲェと思った。

原曲は、東京スカパラダイスオーケストラ
客演ボーカルにチバユウスケ(The Birthday)
を迎えた渾身の一曲。

チバユウスケがダーティーなSKAのリズムで
歌うと、なんかカントリーとかラスティック
っぽくなるからカッコいいんだな。

とくにシャガれた声での♪の発音が
個人的にツボなんだよな〜〜

そんな唯一無二のボーカリストが歌う曲を
BiSHがカバーしたんだけど、そのライブ
映像に鳥肌が立った。
CD音源なんて軽く凌駕している。

正直言うとBiSHうんぬんというよりも、
アイナ・ジ・エンドの歌い方が凄い。

チバユウスケに負けず劣らずのシャガれ声。
それが無性に合うんだな。

異性ということもあり、しっかりと
オリジナリティも感じるしね。

この声は天性のモノだと思う。

なんかベテランのスカパラメンバーでさえ
アイナ・ジ・エンドの歌に引っ張られてる
ようにさえ思えた。

これこそ、真のカバーだと思う。

[V.A/楽園十三景 収録]
原曲 -東京スカパラダイスオーケストラ-

BiSH ver.

©️ SOME DAY PRINCE WILL COME/FULL SWING


【愛すべきカバー曲Week】第4弾‼︎‼︎

まず最初に言っておくと、今回のカバー曲の
試聴できるサイトがどこにも無かった…
ので、リンクは原曲のみ貼りますね↓↓

まず原曲はDisney映画『白雪姫』挿入歌。
邦題"いつか王子様が"という曲で、過去に
映画史で最も偉大な曲100選という
ランキングがあって、堂々の19位。

きっと曲名は知らなくても、どこかで耳に
したことあるんじゃないかなって一曲。

それをオルガンインストバンドFULL SWINGが
自分達テイストでカバーした。

ハモンドオルガン(パイプオルガンのような音)
が主旋律を引っ張る型なんだけど、この
バンドのドラムがヤバいくらい上手い。

HIRANOというドラマーなんだけど、
とにかくテンションを上げすぎず、良い所で
キープしつつ、時折小技をねじ込んでくる。

その塩梅がドラマーとして素晴らしい!

曲を邪魔せずに、自分のエゴを少し出す。
そこにドラマーとしての矜持を感じる。

このアルバムで知ったバンドだったから、
当時これ聴いて速攻でFULL SWINGのALを
買ったもんな〜〜

それも多分試聴ないけど今度レビューしよ!

[V.A/MOSH PIT ON DISNEY 収録]
原曲 -SOME DAY PRINCE WILL COME-

FULL SWING

©️ボヘミアン・ラプソディー/デーモン小暮&森公美子


【愛すべきカバー曲Week】第3弾‼︎!

いつだか、ふとYouTubeチェックしてたら
関連動画に出てきたのがあった。
それを今回レビューしたい。

何かの歌番組での企画だと思うんだけど、
(ミュージック ステーションかな?)
デーモン小暮閣下森公美子がデュエットで
マジ歌を披露していた。
それが、期待に反して(失礼)良かったんだ。

原曲はQUEENの名曲BOHEMIAN RHAPSODY
映画ヒットする何年も前の映像だ。

正直、デーモン小暮の印象はコメンテーターで
森公美子はマルチタレントってイメージ
しかなくて、ミュージシャンの側面あるのは
知ってたけど、あまり聴いてはこなかった。

しかし、この2人は素晴らしかった。
特筆するなら、森公美子が最高だった。

この曲最大の見せ場というか特徴は、間奏で
ミュージカル調のオペラパートがあること
だと思う。そこが圧巻だった。

あまりオペラ歌手を聴いたことないけど、
このパートの森公美子は神がかってる!

なんて伸びやかで、どこまで声出るんだろ?
そんな事を思ったほど。

そして、そのオペラパートを余韻あっての
ハードロックへ移行する部分のギターソロ‼︎
原曲のココが一番好きなんだけど、そこのギターソロのアレンジが、まぁダサいw

きっと著名なギタリストなんだろけど、
そこでエゴ出さないでほしかったな。

[音源無し]
原曲 -BOHEMIAN RHAPSODY-

デーモン小暮&森公美子 ver.

©️Horizon/CHEMISTRY


【愛すべきカバー曲Week】第2弾‼︎

先月レビューしたAlfred Beach Sandal+STUTSの『Horizon』
Horizon/Alfred Beach Sandal+STUTS - 自己満的音楽生活ノススメ
そのレビューでも述べたが、これをあの
CHEMISTRYがカバーしたと知った。
それが素晴らしく良い感じだったんだな。

CHEMISTRY川畑がトラックメーカーSTUTS
に関心持ってて、それを何かメディアで
言ったらSTUTSにも届いて、そこから
交流が生まれたみたいで、しかもSTUTSが
初めて買ったCDもCHEMISTRYだったという
逸話もあったりで。

トラックは原曲に近い感じで、そのまま
STUTSへの敬意を伺える。

それとやっぱ堂珍の澄んだ歌声ね。
やっぱ歌で売れた人達だなって再認識した。

原曲からトラックのアレンジ少ないと、
ただのカラオケっぽいカバーになりがち
だけど、これは完全にCHEMISTRYの曲に
なっている。

そこがやっぱ凄いなと思う一曲。

[Sg/Windy 収録]
原曲 -Alfred Beach Sandal+STUTS-

CHEMISTRY ver.

Horizon

Horizon

©️サマーヌード/bird


令和一発目の【愛すべきカバー曲Week】

商業的ではなく、原曲そのものにリスペクト
感じるカバー曲を勝手にレビューする企画。
なんか久しぶりかも。
(唯一のレギュラー企画モノ)

まだ残暑残るから、夏の曲にしよう!!
そう、夏の定番と言っていいと思う、
サマーヌード』だ。

原曲は真心ブラザーズで、最大のヒット曲と
なった名刺代わりな歌。

とは言え、正直自分はYO-KINGこと
倉持陽一の歌声が若干苦手で、あまり
真心ブラザーズを聴いてこなかった。

けど、このサマーヌードの曲の良さは
知ってた…と言ったらおこがましいが、
素直に好きだった。

それを好きなボーカリストbirdがカバー‼︎
完全に"オレ得"でしょ〜

しかもプロデュースはKenmochi Hidefumiで、"オレ得×2"だ。

アコギが前面に出たHOUSEアレンジで、
かなり爽やかな夏を演出する。

歌の進行はテンポ高めで、なんか急いでる
ような印象あるかな。
そこはもう少し落とした方が、よりbirdの
歌を堪能できそうだけどね。

サビ前の♪僕ら今〜〜から声を
重ねて、起伏を付けてるのが良い。

令和になっても夏の定番曲として君臨
していくであろう一曲。

[Sg/SUMMER NUDE 収録]
原曲 -真心ブラザーズ-

bird ver.