自己満的音楽生活ノススメ

「今日の一曲」と題しまして、自分の好きな曲を勝手にレビューします。あまり批評はせず、好きなトコだけ語ります。

ハーコー/B-DASH


本当に大好きだったB-DASH
一度もライブに行けなかったB-DASH
そして解散してしまったB-DASH

純粋なメロコアから、なんか英語に聴こえる
『メチャクチャ語』を確立し、メジャー
進出して順風満帆な活動だと思ってた。

そのバンドが正に伸び盛りの時にリリース
されたシングル曲をレビューしたい。

はっきり言って、オレ得でしかない一曲。
だってこの曲構成ヤバいもん。

まずハードコアよろしくなアプローチで
入ってくるんだけど、このままで行かないなとB-DASHフリークは誰でも思う。

もともとボーカルのGONGONは、
澄んだ声だから、歌い出すと爽やかさが
醸し出される。

そして、そこからのサビだ!
なんちゅう美メロ!!

歌詞はメチャクチャ語で意味不明なんだけど
このサビのメロディーには一瞬で掴まれた。

歌詞が入ってこない分、余計にメロディーが
際立つのかな。
とにかく聴いて堪能してほしい。

そして曲の最後の方でまた転調させる。
すげー構成だな〜〜

とにかく一筋縄では行かないのがB-DASH

本当に大好きな一曲だ。
また活動してほしい。

[Sg/ハーコー 収録]

Takeda'2/レキシ feat.ニセレキシ


いや最高でしょ、この曲はw

日本の歴史をモチーフに楽曲を作り、
大物ミュージシャンを巻き込んで活動する
レキシの問題作で、唯一のシリーズモノだ。
(今回はPart.2)

そう、主人公は"Takeda"こと武田信玄
戦国時代の誰もが知る武将である。

それをコミカルにレキシは歌う。
歌というより即興フリースタイルかな。

今回フューチャリングしてるニセレキシとは
U-zhannというインド音楽に精通する
ミュージシャンらしい。
パーカッションをパカパカやってる人かな⁇

「Takeda負けたな〜〜」で始まるんだけど、
とにかく脱線しまくる。

「アルパカかわいいよな〜〜」
「Takedaアルパカ好きかな〜〜」

武田信玄フリークが聴いたら怒るんじゃないかなって内容を、面白おかしく歌う。

「馬はかわいそうだな〜〜
「Takeda馬置いて逃げちゃうもんな〜〜」
「織田は怖いな〜〜」
「すぐ怒るもんな〜〜」

…絶対そんなこと武田信玄は言わない笑))

そして最後はこう締めくくる。
「僕、ドラえもんです」

Takeda関係なくなっちゃった⁈
もうどうでもいいよね。楽しいもん。

[Sg/SHIKIBU 収録]

Takeda' 2 feat. ニセレキシ

Takeda' 2 feat. ニセレキシ

  • レキシ
  • ロック
  • ¥250

aruarian dance/Nujabes


アニメ『サムライチャンプルー』サントラ
からの一曲で、愛すべきNujabesの遺作。

とんでもない名曲だと断言できる!!
何故レビューしてなかった俺⁈

そして最近知ったんだけど、韓国の小学生
がこの曲をカバーしているのだ。
(授業の一環なのかな⁇)
きっと教師がNujabesフリークなんだろう。
とにかく、こういった素晴らしい楽曲を
広めてくれるのは嬉しいし、音楽の力だ。
Nujabesの名曲「Aruarian dance」を原曲顔負けで美麗カバーする小学生たち | block.fm
下のNujabesのを聴いてから上記リンクに
飛んでみてほしい↑↑

まずサンプリングされたギターの音色。
こもった感じなんだけど、すごく温かみ
あって好きな音なんだ。

穏やかな様相で流れていく曲なのかと
油断して聴いてると、そこから時折
押し迫ってくるようなストリングスが
入ってくる。

そこにNujabesの、とんでもないセンスを
感じてしまうんだ。

それがアクセントが短いから、曲に漂う
温かみを邪魔しないんだな。
より洗練されるというか。

とにかく、もっと認知されたい名曲。

そして韓国の先生グッジョブ!!

[AL/departure 収録]

aruarian dance

aruarian dance

It's Gonna Rain!/BONNIE PINK


梅雨時期だから、"雨"にまつわる歌を。

BONNIE PINK初期の大好きな一曲。
そう、アニメ『るろうに剣心』EDテーマで
初めて聴いた一曲。

確か、この曲でBONNIE PINKを知った。

るろうに剣心の舞台設定が、幕末〜明治
にかけてで、純和風な時代描写にも関わらず
この曲の歌詞に時折「チャオ(ciao)」と
いうイタリア語が何回も出てくるのが、
なんか新鮮でシャレてるなと思ってた。

ホーン隊が印象的な感じで曲が始まるけど
歌い出しの前にそれらが一旦消えて、ベース
だけになる事で、歌が始まるぞ!ってのが
明確になってるのもいいね。

そう!!このベースがこの曲のキモなんだ。

ただリズムを刻むだけでなく、フワフワ
した浮遊感を上手く表現しているんだ。
多分、これはシンセベースかな。

それとサビに入ると、いきなりコーラスから
来るのも斬新に思えた。
コーラス→ボーカル→コーラス→ボーカル
みたいなね(どっちもBONNIE PINKだけど)

アルバムからのシングルカットってのも
当時はなんかカッコよく思えたな。
普通それは逆だったし。

とにかく"雨"から連想される名曲だね。

[AL/Heaven's Kitchen 収録]

I am me./BiSH


今週リリースされたBiSHのメジャー3rd AL

配信限定でリリースされた『CARROTS』と
『STiCKS』に数曲合わせた作品だ。

初めてBiSH好きになった時の高揚感は、
もう感じなくなっている自分。
それを、このアルバム通して再認識した。

実験的な曲だったり、ボーカルエフェクト
強めの曲が多かったり。
自分はもっとシンプルに攻めるBiSHが
好きだったのかな。

その中でも、やっぱ好きな曲はあった。
それを今回レビューしたい。

ちょっと傷心気味でアルバム聴いてたら、
ふとギターリフの重ね方に「おっ‼︎」って
思えた曲がこれだった。

上記の通りに、シンプルなバンドサウンド
自分好みだったんだ。

そしてサビからのドラムは4つ打ちとなり
『ここがサビですよ』っていう、わかりやすい
意図を感じられる。

そのサビで「悩んだり」「達観したり」
「泣いたり」「考えたり」と"たり"を
強調して歌うトコは面白いなと思えた。

もうBiSHのアルバム買うことないかも
しれないけど、これからも売れてほしい。

[AL/CARROTS and STiCKS 収録]

HORSEY MARIE/YUKARI FRESH


LOW IQ 01フューチャリングして、
Sex Pistols『Anarchy in the UK』のカバー
やったことで知ったボーカリストが、
ユカリ・フレッシュなんだな。

とにかくミュージシャンに愛される歌手
ってイメージが強い。

そして所属していたレーベルである
escalator records沖氏監修のコンピCDで
今回紹介する曲を知った。

その曲の掴み所のない構成がものすごく
ツボだったんだけど、それはRemix ver.で
試聴もないから、今回はその原曲をレビュー!
とは言っても原型はあるし、ものすごく
攻めた曲で好きなんだ。

マーチっぽく刻むドラムと、サンプリングした
印象的なギターをループさせるトラック。

そして歌というより、朗読のような
ユカリフレッシュのボーカルが不思議な
様相を呈する。

そこから1:30〜あたりから鍵盤が入って
またぐるりと曲調が変わる。

そして、それを少し踏襲しながら戻る。

本当に掴み所がない。けど好きな展開。
そんでいて、なんかアンニュイな感じ。

THEミュージシャンってボーカリストだ。

[Sg/HORSEY MARIE 収録]

LOVEずっきゅん/相対性理論


いわゆる【東京モード学園】のCM曲に
起用されそうな『サブカル系バンド』の
ハシリみたいな印象の相対性理論

とにかくビジュアルを一切出さずに、
曲先行で活動する様なんて特にそう思う。

現在も続いている『CDショップ大賞』の
映えある第1回の大賞受賞者として知った
バンドだった。それが今から10年前だ。

そのアルバムのリード曲をレビューしたい。

まず、曲名見ただけで多分10代の自分だったら
嫌悪感バリバリ出してたと思う。

けど、当時の自分は受け入れられた。
それは音楽性がすごく良かったから。

ギターポップなんだけど、そのギターの
アプローチがなんか独創的で変態的w
それはAメロのギターが特に顕著だな。
間違いなく、曲全体をリードしている。

その後ろでベースも遊んでるよう。
細かいリズムで弾いてるね。

そしてやっぱ、やくしまるえつこの歌だ。

「LOVEずっきゅん」の最後に、小さい"ぁ"
を入れてるのが印象的だ。

文字にすると「らぶずっきゅんぁ」
そこで丁度いい脱力感がある。

最近は活動してないのかなぁ…

他の曲も良いバランスのミニアルバムだ。

[AL/シフォン主義 収録]