自己満的音楽生活ノススメ

「今日の一曲」と題しまして、自分の好きな曲を勝手にレビューします。あまり批評はせず、好きなトコだけ語ります。

ボヘミアン/葛城ユキ


『ハスキーボイス』って言葉は珍しくないが、
初めてそのハスキーボイスに触れたのは
間違いなく自分では葛城ユキだった。

そしてこの曲では、いろんな勘違いがあったから、なんか印象強いんだな。

まず、CHAGE and ASKAの曲だとばかり
思っていた。
最初に聴いたのは、そのバージョンだったから、それがセルフカバーだとは思いもよらなかった。

そして葛城ユキver.を聴いたんだけど、
楽曲提供はASKAだと思っていた。

この曲でASKAは作詞のみで、作曲者は
井上大輔という人だった。
(郷ひろみの、二億四千万の瞳の作曲者)

そしてさらに、葛城ユキのリリースの
一年前に大友裕子という歌手が発表していた。

つまり、作詞 ASKA/作曲 井上大輔で、
初めてのリリースは、大友裕子なのだ。

1つの楽曲で、ここまで勘違いしていた
のは、多分これだけだと思う。

とは言え、もう葛城ユキの曲‼︎って言って
全然いいとは思う。

もう第一声の「ボヘミア〜〜ン」だけで
全部持ってっちゃう天性のシャガれ声。

シンガーになるべくして成った声。

今の時代に聴くと演奏はチープだけど、
歌唱は素晴らしいと思える一曲。

[AL/プレミアム・ベスト葛城ユキ 収録]

妹子なぅ/レキシ feat.マウス小僧JIROKICHI


SUPER BUTTER DOGキーボディスト
池田貴史ソロプロジェクトのレキシが好きだ。

このレビューサイトでは確か2回目。

歌詞に日本史を大々的にフューチャーする
って趣旨に多くのミュージシャンが賛同(?)
したのか知らないが、多くコラボレーションしているね。

この曲の"マウス小僧JIROKICHI"ってのは
堂島孝平である。凄いね〜〜

テーマはズバリ【小野妹子】である。

飛鳥時代遣唐使として隋に渡ったとして、
教科書で誰しもが習う官人。

そして誰もが女性だと思う名前ね。

それをサビで面白く歌う。

小野妹子が男だって 僕は今気付く
勘違いだって ディスティニー

歴史がテーマってだけで、音楽性は多岐に渡る
のが印象的なバンドだけど、この曲の
ファンキーなベースとキーボード聴いて
思ったことがあった。

「なんかゴダイゴっぽいな」

そして歌詞の最後で確信となる。

♪勘違いだって Journey to the star
言っちゃったよ、銀河鉄道999ww

これはネガティブなパクりではなく、
完全にオマージュだ。

ボーカル堂島孝平もいいが、欲を言えば
ゴダイゴボーカルのタケカワユキヒデにも
歌ってみてほしいなと思う。

[AL/レキツ 収録]

Didn't Know Me/Heize


素晴らしい一曲!ブラボ〜〜!!!
まだ五月中旬ながら、2019年上半期で
自分No.1ソングかもしれない。

ここ最近は韓国のHeizeばっか聴いている。
もう中毒と言っていい。

K-POPが広く認知されるなら、この人こそ
世界的なシンガーになっていってほしい。
最近主流の、普通の歌唱とラップの境い目を
曖昧にする手法でいったら韓国No.1なんじゃないかな。

と言いつつ、今回紹介する曲ではラッパー
としては、なりを潜めてシンガーHeizeを
堪能できる珠玉のバラードとなっている。

ピアノとコーラスにDEVIIという人を迎えているけど、基本作詞/作曲もHeizeが
自分でやっている。

中音域のエレキと優しい音のアコギが印象的なイントロから、かなり抑えめで歌が始まるんだけど、サビでは突き抜ける程じゃないんだけど明るくなる。メロディーがとにかく綺麗。
そこで一発目の鳥肌!

そしてサビの終盤に、キー低めで二段階目の
メロディーを持ってくる。
ここで二発目の鳥肌!!

サビを引き立てるために、その他はあえて
単調にしてるんだなと、ここで気付く。

そこから間奏入れてCメロに移行するけど、
そこも抑えめで進むんだけど、その流れに
逆らって一瞬ものすごく明るい音程を使う。
(下記リンク3:03〜の部分)
はい、そこで三発目の鳥肌!!!

とんでもないバラードだな。。

そしてMV見返して、最初のサビで曲調を
無視したような女の子の変顔が頭に残る。
なんか良いなって。

Heize単独で来日公演してくれ!!
本気で期待している。

[mini AL/Wish&Wind 収録]

BABY BABY/GOING STEADY


自分にとって一番大事なバンドである
Hi-STANDARDを知ったのは、高校の頃で
確か3rd AL『ANGRY FIST』からだった。
要は活動途中から知っていったクチ。

けど、このGOING STEADYはバンドの
黎明期というか、インディーズから出した
1st ALから火が付き、売れていく様を
最初から見てきた気がする。

そしてバンドを決定付けた2ndにして
最後のアルバムがこれ。

当時は本当にCDに穴開くほど聴いたな。
(CD全部穴開いてるけど)

まずパンクバンドで11曲収録ながら、
50分弱も曲が入っている。
それだけで、作り込んでる感あった。

その中でやっぱ、一際目立つというか、
バンドのパワー感じたのが今回紹介する曲。

月並みな表現だが、歌の導入部分(Aメロ)
からサビに繋げるために少し落とすBメロ、
そして珠玉のサビ、どこを取っても良い!!

今になって聴き直しても、やっぱこの曲は
違うなと思える。

これぞ峯田和伸‼︎って言えるんじゃないかな。

GREEN DAY来日公演の前座で見た時は
グチャグチャだったけど、バンドの魅力あってスゲー行って良かったな。

[AL/さくらの唄 収録]

ROKA/The Birthday


チバユウスケのバンドThe Birthday
キャリアも長くなってきた。

全部の曲を知ってるわけではないが、
その中で好きな曲があるんだ。
素直に「カッケーな〜〜」と。

それが今回紹介する一曲。

改めてロックンロールってのは、至って
シンプルな方がストレートに良さが伝わるね。

基本1つのメロディーをループさせる形で
それを少しずつ変化させていく。
このタイプの曲がツボなんだな自分。

そしてサビとしてROKA(アールオーケーエー)
を連呼する。鳥肌立つね。少し巻き舌で。

そして歌詞によって歌の力に強弱を付け、
メリハリがしっかりある。

ただ一番好きなのは歌詞の一節。

♪リトルジャンヌはついに 真っ黒な旗を振った
行き先は自分で決める ハイヒールをくわえて

この部分ね。

これをチバユウスケが歌う姿のカッコ良さ!
こればっかりはリンク見てほしい↓↓

なんか、ものすごく人間くさいんだ。

ちなみに"ROKA"というのは造語で、
「ROCKとROCKABILLYを合わせた」
byチバユウスケ

[AL/VISION 収録]

So, it ends? feat.Colde/Heize


GW期間中、更新しなかったにも拘らず
多くのアクセスありがとうございました。

令和一発目前に軽く自己紹介を。

とにかくGood Melodyな曲が好きで、
一日一曲勝手な解釈でレビューしてます。
自分には嫌いな音楽は無いです。
聴く音楽と、聴かなくていい音楽があるだけ。
ジャンルや国で音楽を判断するのは、本気で
ナンセンスだと思って生きてます。以上。

このレビューサイトで何回も言ってたが、
自分は韓国のフィメールラッパーHeizeの
フルアルバムをずっと心待ちにしていた。
それがちゃっかりリリースされていた。
自分が知る一ヶ月も前に!!
韓国盤のCDはブックレットタイプが多く、
個人的には特典いらないから単純にCDだけ
リリースしてくれないかなぁと思ってたけど、
それは杞憂に終わった、、
ブックレットなんてもんじゃない大きさ笑)))
卒業アルバムくらいにデカイし厚いww

11曲入りで既発の曲は収録無しで、インスト
CDとの2枚組。ほぼ写真集メイン。

実はまだ全体通して聴いていなくて、今回
紹介するのは、たまたまYouTubeで見た
一曲。

Coldeってシンガーとコラボしてるけど、
Heizeの歌唱というより、この曲のメインは
演奏にあると思う。

マイナーコードが印象的なピアノと、途中で
ピアノ&ストリングスになる部分。
そこでボーカル2人はハミングをとる。

そこが、この曲最大の見せ場に思えた。
とにかくメロディーが綺麗なんだ。

これから改めてアルバム聴こう。

本当にHeizeはラッパー、シンガーとして
大好きなアーティストだと再認識した。

[AL/She's Fine 収録]

ⒽStay Gold/Hi-STANDARD


平成の時代に影響受けたアーティスト5選
って企画も、結局はハイスタで締めたかった
からやったと言っていい。

自分にとって、このバンドを知れたから
平成の音楽は楽しかった。

Hi-STANDARDで好きな曲って何?」
その時期によって答える曲は違ってたかもしれない。
けど、今の自分は全力でこう答える。
「Stay Goldだね」

ハイスタで好みは置いておいて、一番有名な
曲はコレってのには誰も異論ないと思う名曲。

このイントロのギターリフは後世に伝えて
いきたいパンチ力がある。

そしてバンドスコアを見てわかったけど、
音源よく聴くと、イントロ部分で薄く
ギターをチャカチャカとブラッシングした
音を重ねているんだ。

少し奥行きを持たせる狙いかな。
そこにギタリスト横山健を見た。

そして「平凡な毎日でも気持ちは輝いていこうぜ」みたいなポジティブマインドにさせてくれる歌詞にも共感した。
パンク=ネガティブだけじゃないね。

自分にとって、知りうる全アーティストで
Hi-STANDARDが一番好きだ。

それを覆す音楽が令和で現れるかな?
楽しみだ。

そして令和になってもハイスタは聴き続ける。

[AL/MAKING THE ROAD 収録]